病害虫について

病害虫について

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ツツジ、サツキ、サザンカ、ツバキ類によく見られ、葉、花、花芽などの一部や全体が餅のように膨らんで、その表面が白色の粉で覆われます。病原菌は枝や芽の 部分に菌糸の状態でもぐりこんでいるものと考えられます。春、発芽とともに発病して病患部に白い粉をふき、つまり胞子を形成して飛散させます。
防除は白い粉をふきだす前の被害部を切り取って焼却することが最も大切です。白い粉(胞子)ができて飛散する頃に銅水和剤400倍、4-4式ボルドー液、ダイセン、ダイファー水和剤500倍などを散布しても有効です。

大きく目に付くものは、捕殺すればいいです。
薬剤で駆除するには、ふ化直後をねらうのが重要です。ふ化期が解ったら、スミチオン、オルトランなどを1週間おきに2~3回散布すれば効果が高まります。
ふ化期以外では、冬の休眠期にマシン油乳剤の散布が有効です。

ケヤキの葉にこぶが出来ているのは、オカボノクロアブラムシかケヤキフシアブラムシが寄生している為だと思います。
上記の害虫は、10月ころ枝に産卵し、4月ころ孵化した後、若葉に寄生するので、本来ならば冬のうちに石灰硫黄合剤を散布し防除します。
このアブラムシの被害によって枯死することはほとんどありません。
また、葉の中に寄生してしまった後に薬の散布を行っても効果はあまりないようですので、冬まで待って散布するのが良いと思います。

現物を見ないとはっきり言えませんが、一般的にべたつきの原因はアブラムシの排泄物と思われます。
アブラムシが原因の場合は、マラソン乳剤等の殺虫剤で防除してください。

現物を見ないとはっきり病名を断定できませんが、葉に茶色の変色部分が出来ること拡散がはやいこと、などからベト病と思われます。
対処方法は窒素肥料を控えめにしてマンネブ剤を発病初期に重点的に散布します。
伝染病なので茎にまで広がった株は焼却します。
低温多湿時に発生が多いので気をつけてください。

マツ類の針葉を食害する毛虫で4~6月頃盛んに葉を食い、時には丸坊主にすることがあります。
成 虫は7~9月に現れ葉に卵塊を産みつけます。かえった幼虫は秋まで食害しますが被害は少なくあまり目立ちません。しかし越冬した幼虫は4月ごろから葉を暴 食し,大害を与えた後,樹上で繭を作って蛹になります。防除の適期は抵抗力の小さい9~10月,あるいは4月~6月の若い幼虫期である適期にディプテレッ クス粉剤を散布します。

症状から判断すると、灰カビ病ではないかと思われます。
対処法としては、ユーパレン水和剤 800倍液か、サンヨール 500倍液を散布するのですが、上記の相談内容だけでは、判りかねますので、お近くの園芸店に相談した方が良いと思います。

てんぐす病と呼ばれる病気が多いです。
てんぐす病とは、ほうきのように無数の枝がでる病気です。
予防方法は冬の間に1~2回、ダイセンや銅水和剤、石灰硫黄合剤などを散布しておきます。
治療方法は、枝のつけ根から取り除き、癒合剤を塗っておきます。

アブラムシは室内の鉢植えを含むほとんどの植物に発生します。
葉・茎・幹に口針を刺し栄養分を吸い取るため、異常発生すると木全体が弱り枯れてきたりします。
種類も多く根に寄生するもの、葉や新芽を縮れさせるもの、葉にコブをつくるものなどもいます。
また、枝葉にカビがつくスス病、葉がまだら模様になったり、縮れたりするモザイク病などをひきおこす原因にもなります。
対策としては、早期にオルトラン・スミチオン等低毒性殺虫剤を散布し駆除します。
予防としては、反射光を嫌うので、根元にアルミ箔などを敷いておくのも効果があります。